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今回ご紹介するのは、
小山さんがかつて幼稚園教諭をしていたときの教え子で
中学2年生になっているユキさんから
小山さんに届いた手紙です。
ユキさんは学校の図書館で『熱風幼稚園』を借りて
読んでくれたそうです。
DEAR…小山センセイ。
こんにちは。ユキです。
えっと…先生の書いた本、読ませていただきました!!
今までもシリアについてちょっと聞いてましたが、
もっとシリアについてよくわかりました。
1バンびっくりしたのが園内で行われていること。
自分たちが幼稚園にいるころは勉強なんて文字1つも頭になかったし、
じっとしている生活なんてありえなかったから…。
シリアの幼稚園は小学校みたいに思いました。
シリアの先生は怖いデス…。生徒に手だすとか。
親は怒らないのかな?(幼稚園に対して)…とか思ったりしました。
ヤシーンくんはめげないでシリアの幼稚園になれて
あっちのパターンで生活が送れてスゴイなぁ! と思いました。
ユキは先生がシリアに行ってるころ、
"シリアでも日本のように毎日外でいっぱい遊んで
毎日がHappyなんだろうな"って思ってました。
でもこの本を読んだら、
言葉のカベ・裏切り・変態おじさん(?)などなど
いろいろ大変な思いをしていたのがよくわかりました。
でもそれにめげず前向きに進む先生の姿が
カッコよかったです。
シリアはとてもイイ人がいっぱいいるんですね!!!
日本では知らない人に声をかけられたら
ついていっちゃいけないよ。とよく言われていましたが、
シリアでは外国人に声をかけ、もてなしてくれるそうで。
最高ッスね☆変な下心があるわけでもなく。
心がキレイな人が多いんでしょうね◇◇
食が安いのにはビックリ!
本にのってる写真ですごくよくわかりマス。
すみからすみまでぎっしり。果物おいしそぉ!!! でした?
シリアの生活についていろいろ知ることができました。
また何か本など出す時はおしえてくださいっ!
ではまた…。 バイバイ FROM ユキ。
P.S. 先生、またどこかの国に行ったりするんですか???
(*一部省略して掲載しました)
(05/09/05)
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小山 祥子 埼玉県生まれ。 青山学院女子短期大学児童教育学科卒業。 通算11年間の幼稚園教諭勤務の後、青年海外協力隊員としてシリア・アラブ共和国へ赴く。 1996年から98年まで、シリアで幼児教育の現場に立ち会う。2002年、杏林大学大学院国際協力研究科修士過程終了(中東地域研究)。2003年4月より北陸学院短期大学保育学科専任講師。
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